類似業種比較比準方式(略:類似方式)
類似方式とは
業種の類似する大会社の平均株価に比準させて、評価会社の簿価に基づき
株式を評価する方式です。具体的には次の算式で計算します 。
株式を評価する方式です。具体的には次の算式で計算します 。

特徴(純資産方式と比べて)
- 類似方式のメリット:簿価評価(含み損益不問)+株主資本の評価減です。
- 類似方式は、法人化(間接保有)に限り認められる有利な選択権です。
- 類似方式は、築浅建物の評価損依存に比べ、工夫の余地が大きくリスクが低いと考えます。
<ご注意>
自社株等、取引相場のない株式を類似方式で評価する場合は、評価会社の規模に基づき国税庁が定めた「Lの割合」を加味し、下記の算式で行う必要があります。
- 評価額=類似方式の評価額×L+純資産方式の評価額×(1-L)
- Lの割合:小会社0.5、中会社0.6~0.9、大会社1.0、要素1の会社0.25